穀物の作業には欠かせないマシン

農業マシンの中でも有名なものにコンバインがあります。
コンバインは主に穀物の農作業で使用される事が多いマシンです。
穀物の収穫や脱穀、選別を一台で行える機能を備えており、あるととても便利なマシンです。

コンバインの歴史

コンバインはアメリカで開発されて日本にも導入されるようになりました。
発明されたのは1830年代と言われており、そこから農業の現場で使用されるにつれ、様々な改良が加えられてきました。
初期のコンバインは馬やラバなどを使用して車体を引かせるなどの仕組みになっていましたが、そこから自動車のような形に発展し、現在に至っています。
(参考:Wikipedia コンバイン)

コンバインの特徴

コンバインの大きな特徴となっているのがヘッダと呼ばれる刈取りを行うパーツです。
作物によってその収穫の仕方は異なるため、ヘッダは取り外しができるようになっており、作っている作物に合わせたヘッダを取り付けます。
コンバインで走行すると作物を刈り取れるようになっており、刈り取った作物はヘッドのツースと呼ばれる部分に落として溜めていきます。

走行は4輪の車のようになっており、畑を走行できるようになっています。
フォークリフトと同じ構造となっており、後輪が操舵によって動く部分となっているため、運転には慣れが必要な部分があります。
また、中にはより駆動力を高めるために4WDになっているタイプのものもあります。
用途に応じて選ぶと良いでしょう。
(参考:スズキ ジムニー)

最近のコンバインはより性能も充実してきており、ボタンやスイッチの操作によって簡単に複雑な作業も行えるようになっています。
ディスプレイを採用した一般的な自動車にも似たような操作パネルが付いており、姿勢を保ったまま安定した作業を行う事が可能となっています。
また、中にはリモコンで操作ができる機能もあり、コンバインから降りて作業をする際にもリモコンで操作をする事によってより作業効率がアップしています。

耐久性も高められています。
畑を走行して使用するコンバインは転倒などの可能性がありますが、そうした時も壊れにくい十分な耐久性を備えています。
かつ運転手の方も転倒してもしても安全なように設計されており、もしもの時にも安心して使用できます。
メンテナンスも簡単に行えるように配慮されているなど、近年のコンバインは非常に性能が良くなっています。

導入にはもちろんある程度まとまった金額が必要にはなりますが、穀物の生産を行うには導入しておくととても良いマシンと言えます。
また、コンバインにも多くの種類があり用途によってモデルを変える必要もあるため、導入の際にはよく検討していきましょう。