枝豆の茹で方にこだわりを

農家で枝豆も作っていますが、枝豆はやはりおつまみとして最高です。
自分で育てた自然の豊かな風味を持っている枝豆は他の枝豆と比べてもおいしく、毎日食べていても飽きないほどです。
ビールとの組み合わせは格別で、日々の楽しみの一つともなっています。
こうした事から茹で方にもこだわりを持っています。
(参考:サッポロビール)

枝豆は鮮度が大切

まず枝豆について気をつけたい事に、枝豆は鮮度が大切という事があります。
枝豆は実はとても取ってから鮮度が落ちるスピードが早い食材です。
そのため、世間ではこれを例えてお湯を沸かしてから枝豆を取りに行くと良いなどと言われる事もあります。
それくらい鮮度が落ちるのが早いため、気をつけておきましょう。
また、まとめて沢山売られている事がありますがこの時はなるべく全部茹でてしまうのが良いと言えます。
もしそれが難しい場合にはジップロックなどのチャック付きの袋に入れて冷凍保存しておく事をお勧めします。
(参考:旭化成 ジップロック)

枝豆のおいしい茹で方

茹で方としては、まずは枝豆の準備からです。
お店などで購入できる枝豆には枝が付いているものもあります。
枝は鞘から外す必要があります。
まずは枝から鞘を外して水洗いをします。
あまり長時間でなくても良く、さっと洗う程度で十分です。
これが終わったら今度は産毛取りです。
枝豆の表面には産毛が付いていますが、塩で揉むと良く取れます。
また、この塩が枝豆の程よい塩味を付けてくれるものでもあります。

この時にお湯は沸かしておきましょう。
塩で揉んだ枝豆を洗わずにそのままお湯の中に入れて茹でます。
ここでも長時間茹ですぎるのは禁物で、それを防ぐためにはお湯の中にも塩を入れると効果的です。
塩を入れる事で沸点が上がり、より高い温度で茹でる事ができるのです。
茹でる時間は火加減や好みなどによって変わってきます。
時々様子を見るために食べてみると良いでしょう。
好みの固さになったらそれで完成です。
茹でる時間を計っておくとまた茹でる際にはタイマーなどをセットする事で簡単に同じ固さに茹でる事ができます。

茹でた枝豆には塩分が付いています。
塩分は水で洗うと抜けてしまうため、あまり茹でた後は水で洗わない事をお勧めします。
また、逆に塩分が強い場合は水でさっと洗う事で程よい塩味になります。
茹で上がった時に塩分がちょうど良い時はうちわや扇風機を使って冷まして冷蔵庫で冷やすと、冷たい枝豆を食べられるようになります。

枝豆は何気なく食べているという方も多いと思いますが、こうした茹で方にこだわる事でより美味しく食べる事ができます。
ぜひ試してみてください。
これからもおいしい枝豆とビールで、農業を楽しみながら続けていきたいと思います。