あなたもきっと感じた事があるはず!

農家の仕事に従事している方ならきっと共感できる「農家あるある」がたくさん存在しているものです。
自分も感じたことがある農家あるあるをいくつかご紹介します。

他所の畑や田んぼが気になる

特に自分と同じ作物を育てている農家の出来具合は常に気になってしまうものです。
うちの畑の方が成長しているなとか、出来栄えが良いなと感じれば気分が良くなるのですが、うちの畑の成長が遅いなと感じるとがっかりしてその日は一日中不機嫌になる事もあります。
そんな事比べても仕方がないと思いながらも、どうしても他所と比べてしまうのです。

他の作物を育てているのを見かけると、うちの畑でも育ててみようかなと思うこともあります。
随分上手に育てているなと感心すると、つい真似したくなってしまうのです。
農家によってこだわりがあるので、土づくりのコツなどはなかなか教えてもらうことができないし、こちらもプライドがあるので聞けない部分があるのですが、良い情報があれば教えてもらえるとありがたいなと密かに思っています。

豊作はありがたいけど…

作物の収穫量はその年の天候にも大きく左右されるので極端に出来栄えが悪い年もあれば、逆に今までにないくらい豊作になることもあります。
豊作になるとありがたいのですが、あまりにも出荷量が増えると価格調整が必要になる場合もあるため、出荷したくてもできないという状況になるのです。
そうなると処分に困ってしまうことも多いです。

ちなみに我が家では豊作になった場合の対策もきちんと考えてあります。
他の食品に加工して出荷するという方法を考えているので、一切無駄にすることがないように工夫しています。
あらかじめこのような対策を考えておくと良いのかもしれませんね。

天気予報は見なくても自分で予想できる

長年農家を営んでいる人に多いと思いますが、テレビなどで天気予報を確認しなくても翌日の天気はだいたい予測できるようになります。
前日の風がどのように吹いていたのか、空の状態がどうなっているのかによって翌日は晴れだなとか、大雨が降るだろうから対策が必要になるだろうなとわかるのです。

天気予報は大まかな地域の予測しか発表しないので、正確な天気を予測するためには長年の自分の勘の方が信用できるのです。
実際に天気予報が外れて、自分が予想していた天気が合っていたこともありました。
特に山間で農家を営んでいる人は天気予報をあまり信用していないという人が多いはずです。

最近は農業に関するテレビ番組が増えたので、農家あるあるネタを紹介してくれて嬉しいなと感じています。
一般の人が農家に対して関心を持ってくれるようになると、もっと農業が活発化されると思っています。